HOME-110920「講演のテープ起こしは嬉しいものなのです」
講演のテープ起こしは嬉しいものなのです
講演のテープ起こしは、自分の知らない世界に触れるチャンスだと思っています。
数あるテープ起こしのなかでも、この仕事をしていてよかったなあとよく思うのは、講演です。
その道を極めた人、あるいは研究している人が、大勢の人を前にスピーチをしているという内容ですね。
普通に日常を過ごしていると、世界って狭まりがちです。新聞やテレビを見たり、最近はインターネットも発達しましたが、個人ではどうしても興味のある情報を取捨選択してしまいがちになります。
その点、テープ起こしをしていると、自分とは全くかかわりのない世界を知ることができますし、とりわけ、その内容が講演なら、その講演者が得た貴重なエッセンスに触れることができます。
一般聴講者相手のものならやさしい言葉をつかってわかりやすく説明してくれますしね。
私自身が興味を持っている内容の講演であれば、「今はこんな研究が進んでいるのか」とか、「こういう考え方もあるのか」等、もっと知識を深めることができますし、好奇心も刺激されます。
その世界のことに、表面的かもしれませんが、触れることができるのはすごく嬉しいことですね。
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