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看護研究素材のインタビュー 対面とオンラインでは何かが違う

time 2020/06/20

コロナが少し収まってきたからでしょうか。

今月に入って、看護の研究分野のお客様から、研究素材となるインタビューのテープ起こしのご依頼が多くなってまいりました。

お客様方の研究活動も少しずつ活発になって何よりですね!

 
興味深いのは、最近のご時世ですので、インタビューも対面の場合とZOOMなどを用いたオンラインの場合と、両方のパターンがあります。

 
このことで気が付いたのですが、新人の看護師さんに対面でインタビューをする内容と、オンラインでインタビューをする場合とで、少しインタビュアー(聞き手。たいてい看護学の先生)もインタビューイ(若手の看護師さん)も、なんとなく、対面インタビューのほうが自由に話していて、オンラインのほうが、自由ではないということではないのですが、どこか不自然さを感じました。

 
その不自然さは何なのか、少し日数が経ってから分かりました。

オンラインの場合、両者ともどことなく遠慮がちに話している

んです。

 
遠慮がちになるとすれば、実際に対面している場合だと思いきや、じつはオンラインでのインタビューのほうがお互い、どことなく気を遣っていると言いますか、遠慮をしています。

 
これは私の予想なのですが、

ノートパソコンでZOOMやスカイプなどのテレビ会議システムを使う場合、モニタの上にカメラが付いています。ちっちゃい穴が空いていて、そこにカメラが内蔵されています。

つまり、自分とカメラが近く、画面には自分の顔が結構大きく映し出されるわけです。

それは相手もノートパソコンを使っていれば同じです。けっこう近く感じるくらい、大きく映し出されます。

ちなみにデスクトップPCの場合は、少し離れたモニタの上部にウェブカメラを付けますので、わりと遠いんですね。

 
つまり、

どことなく遠慮がちなのは、両者とも顔がとても近く感じて、それでちょっと無意識かもしれませんが気恥ずかしくなって遠慮している

ように見えた(音声なので聞こえたかな)のかもしれません。

 
ある種、ほほえましい状況ですが、でも遠慮がちになって、聞くほうも答えるほうも、切っ先が鈍ってはいけませんので、そこはまずは、聞き手である先生からズバズバ質問をしていただければと思います。

 
 
そんなことを思いながら、お客様の看護に関するインタビューの内容を、しっかりテープ起こしさせていただいています。

 
文章化の仕方は、ケバ取りが最適です。

ケバ取りテープ起こし
https://www.tapeokoshi.net/kebatori.html

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