2024/04/12
文字起こしにおける「ケバ取り」とは?
一般に、ケバと呼ばれる不要なものを削除することを指します。
具体的には以下のようなものを指します:
・口癖の類の削除
・言い直した(言い間違えた)部分の削除
ケバ取りを行うことで読みやすくなります。
ポイントとしては、「自分で文章を作らないこと」です。
ケバ取りは、あくまで「ケバを除外すること」「そしてそれ以外は発言通りであること」を目的としており、だからこそ議事録(A4 1枚の要約版の意味ではなく、全文の議事録)として成立します。
これが、たとえば「文脈に関係のない脱線部分のカットする」「話し言葉を書き言葉の表現に修正する」などをしてしまうと、それらは「意図して作られた文章」となってしまい、一部、または大部分においてその発言者の発言ではなくなります。
これらは整文の領域であるため、ケバ取りと整文の違いを押さえたうえで、議事録作成をしていただくのが円滑です。