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デプスインタビューまとめ方（エクセルを使う）

time 2025/02/22

デプスインタビューをまとめ方については、エクセルを用いると処理がしやすくなります。

デプスインタビューは、大まかに

１，インタビューフローの作成などの準備
２，インタビューの実施
３，文字起こしをする
４，質問項目ごとに、文字起こしの該当箇所をプロットする
５，コーディングやテキストマイニングを行う

という順番で行われます。

ご承知のように、デプスインタビューは定性調査であるため、インタビューの中身一つ一つを精緻に見ていくことが求められます。

仮に、デプスインタビューが1件や2件であればワードでまとめるだけでも対応できますが、10件や20件、数10件など、件数が増えればエクセルによる管理が効率的です。とくに、インタビューイごと、質問項目ごとの横断的な比較やコーディング、テキストマイニングを行う際はエクセルを使うことで作業時間を大幅に削減し、抜け漏れを防ぎやすくなります。

エクセルを使ったまとめ方として、たとえば

発言者, 発言内容, コーディング欄, マイニングしたテキスト欄

などをセルごとで分ける。そして、フィルタリングやピボットテーブルなどエクセルの機能を活用することで分析作業をスムーズに進められます。
その意味で、エクセルの「ひな型」を準備するも、デプスインタビューを用いた定性調査の重要なフローと言えます。

デプスインタビューの本質は、消費者やユーザーが何を考え、どのように感じているかを深く把握することにあります。エクセルを上手に使って、インタビュー結果を整理・分析し、貴重なインサイトを見逃さないようにしましょう。